
私たちの体にとって、水は欠くべからざるものです。 人の体重の約60%は水分だということはご存知のとおりです。ダイエットは言うに及ばず、健康な体を維持するには水分をしっかり摂取することがとても大事になります。
それでは、1日に摂取すべき水分量はどれくらいが適当でしょうか?
1日に必要な水分摂取量は?
1日に必要な水分摂取量については、体格や体質、また生活環境などに個人差があるので一概には言えませんが、一般的には、、、
- 飲むことで摂取⇒ 800~1300ml
- 食事から摂取 ⇒ 約1000ml
- 代謝により発生⇒ 約200ml
という数字が紹介されています。
ちなみに、1日に体から排出される水分量はというと、、、
- 尿として⇒ 1000~1500ml
- 便として⇒ 約200ml
- 汗などで⇒ 約800ml
だそうです。
水分摂取の仕方
水分摂取は、こまめにするのが良いと言われています。
たとえば、飲料水として1度に摂取する水分は200ml程度とし、1日に5~6回摂取すれば上で紹介した数字の範囲内に落ち着きます。ただ、あくまでひとつの基準であり、ご自身の体と相談して自然な形で摂取するのがいいのではないでしょうか?
飲み物の種類に気を付ける
むしろ、気を付けなければいけないのは、何を飲むか?ということです。
通常の生活では、緑茶かミネラルウォーターを基本とするのがいいでしょう。緑茶は、日本人なら飲み慣れていることと、健康に良い成分が含まれている点でおすすめですし、ミネラルウォーターは、刺激物が含まれていないので安心です。
ただし、お茶や紅茶、コーヒーなどには利尿作用があるので飲み過ぎには注意しましょう。また、ジュースや炭酸飲料は、カロリーが高いので、水分補給として飲むには適していないといえます。
スポーツ飲料は、その名のとおりスポーツなどで汗をかいたりして大量の水分を失ったときに飲むのには適していますが、日常的に飲むには糖分が多い過ぎるので注意しましょう。