
年齢を重ねるとともに気になってくるのが、太りやすくなった身体のことではないでしょうか?
特に、お腹周りには脂肪が付きやすく、ポッコリお腹に悩む人がとても多いのが現状です。
痩せるためにダイエット運動をしても、肝心のお腹周りの脂肪が減らない場合はどうしたらよいのでしょうか?
ダイエットしても減らないお腹の脂肪
会社の健康診断などで、年々お腹周りの脂肪が増えていることが数値で示され、食生活に気をつけるよう指導された、という経験を持つ方は結構多いのではないかと思います。
実際、早い人では30歳になる前から、お腹の脂肪が付きやすくなってきます。
食事の量を減らすなどダイエットをしてみても、体重は減ったとしてもお腹の脂肪は増えるばかり、ということもよく聞く話です。
それでは、お腹の脂肪を減らすにはいったいどうしたらよいのでしょうか?
脂肪代謝異常、内臓脂肪の増加に注意
ダイエットして体重は減っているのに、お腹周りの脂肪は一向に減らない、という悩みをお持ちの方も多いと思います。
お腹の脂肪は、なぜこんなにも付きやすいのでしょうか?
もし、体重は変わらないのにお腹周りが大きくなってきたとしたら、脂肪代謝異常、内臓脂肪の増加が考えられるので注意が必要です。
痩せ型の人も注意が必要
内臓脂肪とは、その名のとおり内臓の周りに付く脂肪のことです。
内臓脂肪は、痩せ型の人であっても付きやすいので油断大敵です。
幸いなことに、内臓脂肪は、皮下脂肪と違ってとても付きやすいのですが、その分容易に落とすことができます。
脂肪は運動することによって燃焼される
ただし、脂肪は運動することによって初めて燃焼されるものです。
食べる量を減らしたとしても、摂取カロリーは減りますが、運動をしなければ消費カロリーは変わりません。
もし、食べる量を抑え摂取カロリーだけを減らそうとすと、身体は、エネルギーの足りない分を、筋肉を壊して、そこから得ようとします。
そのため、基礎代謝はどんどん低下していき、より痩せにくい体質になっていきます。
そうなると、体重が減ったのは筋肉量が減ったからであって、脂肪は少しも減らない、ということになるのです。
お腹周りの脂肪は運動して減らす
お腹の内臓脂肪を減らすダイエットをするためには、食事量を減らすだけでなく、必ず運動もすることが必要です。
脂肪1kgを減らすためには、なんと7200kcalものカロリーを消費しなければなりません。
体重を急に落とそうとするのではなく、1ヶ月に1~2kg程度減らすことを目標にしましょう。
そうすれば、無理なく続けていけるのではないでしょうか。
毎日運動することを習慣付けて、それを続けていきましょう。